2021年度の「全国共同制作オペラ」は新演出の團伊玖磨《夕鶴》を3会場で

東京芸術劇場、刈谷市総合文化センター（愛知）、熊本県立劇場は、2021年度の「全国共同制作オペラ」として團伊玖磨《夕鶴》を制作することを発表した。
2021年は團の没後20年にあたる。

演出を手がけるのは、これがオペラ初演出となる岡田利規。
演劇カンパニーのチェルフィッチュを主宰し、演劇作家、小説家としても活動している。
キャストは、主役のつうに小林沙羅、与ひょうに与儀巧らを迎える。
10月の東京公演では全国共同制作オペラで長年副指揮者を務める辻博之が、2022年1月の愛知公演と2022年2月の熊本公演では、バッハ・コレギウム・ジャパンの首席指揮者の鈴木優人が指揮を務める。

公演詳細は以下の通り。

◎2021年度 全国共同制作オペラ 團伊玖磨 歌劇《夕鶴》（新演出・全1幕）

〈日時・会場〉①10月30日14時・東京芸術劇場コンサートホール／②2022年1月30日14時・刈谷市総合文化センター アイリス大ホール／③2022年2月5日14時・熊本県立劇場 演劇ホール
〈出演〉つう：小林沙羅（S）、与ひょう：与儀 巧（T）、運ず：寺田功治（Br）、惣ど：三戸大久（Bs-Br）、ダンス：岡本 優（TABATHA）、工藤響子（TABATHA）、子供たち：①世田谷ジュニア合唱団／②アイリス少年少女合唱団／③NHK熊本児童合唱団
〈管弦楽〉①ザ・オペラ・バンド／②刈谷市総合文化センター管弦楽団／③九州交響楽団
〈指揮〉①辻博之／②③鈴木優人
〈演出〉岡田利規
〈問合せ〉①東京芸術劇場ボックスオフィス0570・010・296／②刈谷市総合文化センター 0566・21・7430／③熊本県立劇場096・363・2233
〈一般発売〉①5月29日より／②9月25日より／10月1日より
〈公演HP〉https://opera-yuzuru.com/