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2021/5/25

「フェスタサマーミューザKAWASAKI 2021」で小川典子の代役に仲道祐子と中野翔太


小川典子(p)の代役を務める仲道祐子(左)と中野翔太
©Akira Muto/©Taira Tairadate

7月22日~8月9日、ミューザ川崎シンフォニーホールで開催される音楽祭「フェスタサマーミューザKAWASAKI 2021」
国内のプロ・オーケストラ11団体の演奏会をはじめ、川崎市内の二つの音楽大学やジュニアオーケストラの出演、パイプオルガンでのリサイタルなど全20公演が予定されている。 5月19日には、同ホール事業課長の山本浩氏、そして音楽評論家の奥田佳道氏、加藤浩子氏、柴田克彦氏が出演し、Webマガジン「ONTOMO」のYouTubeライブ配信「ライブ座談会「オーケストラはどう聴き比べる? フェスタサマーミューザ2021」が行われた(アーカイヴあり、視聴無料)。

「フェスタサマーミューザ」には、同ホールのアドバイザーでピアニストの小川典子が、7月23日の「イッツ・ア・ピアノワールド」と須川展也(sax)とのデュオ・コンサートへの出演を予定していたが、右手首の骨折により断念、その代役がこのほど決定した。
「イッツ・ア・ピアノワールド」には仲道祐子、須川とのデュオ・コンサートに中野翔太が出演する。
小川は自身のSNSで「超素晴らしい人選! 私の自信満々『推し』です。乞うご期待」と投稿した。

チケットはどちらも一般発売は6月12日、 Web会員先行発売が6月9日、 友の会先行発売が6月6日となっている。

「イッツ・ア・ピアノワールド」は、小川が長年続けてきた子供を対象とするコンサート企画。
代役を務める仲道祐子は、「ミューザ川崎にいらっしゃるお子さんたちはピアノにとても熱心で、大人顔負けの質問も飛び出します、と小川さんからもお聞きしています。ピアノが大好きな皆さんにも、ピアノに初めて触れられる皆さんにも音楽を楽しんでいただけますよう、プログラムには情景が目に浮かんでくるような、そうした曲を中心に選びました」とコメントしている。
全文はこちらから。
なお、小川は現在日本に入国しており、14日間の待機期間後改めて国内の大学病院で診察を受ける予定という。
変更となった公演詳細は下記のとおり。

◎フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2021 こどもフェスタ2021
イッツ・ア・ピアノワールド

〈日時・会場〉7月23日11時・ミューザ川崎シンフォニーホール ※休憩なし
〈出演〉仲道祐子(p)
〈曲目〉モーツァルト《キラキラ星変奏曲》《バターつきパン》、田中カレン「こどものためのピアノ小品集《愛は風にのって》から〈ラム酒の樽〉〈淋しい料理人〉〈黒のタートルネック〉〈笛吹きと縄文土器〉、ショパン(リスト編)《乙女の願い》、《6つのポーランドの歌》から〈春〉、グリンカ(バラキレフ編)《ひばり》、リスト《バラード第2番》

◎フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2021
須川展也&中野翔太デュオ・コンサート
~このデュオはすごい!2021年注目の顔合わせ

〈日時・会場〉7月23日15時・ミューザ川崎シンフォニーホール ※休憩なし
〈出演〉須川展也(sax)、中野翔太(p)
〈曲目〉グリーグ(伊藤康英編)「抒情小品集第10集」から〈むかしむかし〉、ビゼー(朝川朋之編)「歌劇《カルメン》」から〈花の歌〉、ボルヌ《カルメン幻想曲》、J.S.バッハ(須川展也編)「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番」から〈ガヴォット・エン・ロンドー〉、ガーシュウィン(中野翔太編)《ア・フォギー・デイ》、ガーシュウィン(伊藤康英編)《サマータイム》、ガーシュウィン(長生淳編)《ラプソディ・イン・ブルー》

問合せ:ミューザ川崎シンフォニーホール 044・520・0200