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5月の新国立劇場《ドン・カルロ》のフィリッポ2世役が妻屋秀和に変更
5月に予定される新国立劇場のヴェルディ《ドン・カルロ》。
ドン・カルロの父・フィリッポ2世役はミケーレ・ペルトゥージが務める予定だったが、健康面の不安から来日を断念した。
代わって妻屋秀和が出演する。
ライプツィヒ歌劇場、ベルリン州立歌劇場、スコティッシュ・オペラなど海外の歌劇場でも数多く活躍する妻屋。
今シーズンの新国立劇場では、ブリテン《夏の夜の夢》、モーツァルト《フィガロの結婚》、チャイコフスキー《イオランタ》に出演しており、7月のビゼー《カルメン》ではスニガ役も務める。
「妻屋氏はバスのあらゆる役をレパートリーとして活躍し、新国立劇場でもまさに劇場の顔として重要な役への出演を重ねており、つい最近も《イオランタ》のルネ王で圧倒的な存在感を見せたことは皆様の記憶に新しいことと思います。キャスト変更が相次ぎますが、皆様には新キャストへご期待いただければ幸いです」(新国立劇場オペラ芸術監督・大野和士)
公演詳細は下記のとおり。
◎新国立劇場 2020/2021シーズン
ジュゼッペ・ヴェルディ《ドン・カルロ》
全4幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
〈日時・会場〉①5月20日18時30分 ②5月23日14時 ③5月26日14時 ④5月29日14時
・新国立劇場 オペラパレス
〈指揮〉パオロ・カリニャーニ
〈演出〉マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
〈出演〉妻屋秀和(フィリッポ二世)、ジュゼッペ・ジパリ(ドン・カルロ)、
髙田智宏(ロドリーゴ)、小林厚子(エリザベッタ)、アンナ・マリア・キウリ(エボリ公女)、マルコ・スポッティ(宗教裁判長)、大塚博章(修道士)、城 宏憲(レルマ伯爵/王室の布告者)、光岡暁恵(天よりの声)、新国立劇場合唱団、東京フィルハーモニー交響楽団
〈問合せ〉新国立劇場ボックスオフィス 03・5352・9999