「東京・春・音楽祭2021」が《パルジファル》ほか計4公演の開催中止を発表

「東京・春・音楽祭2021」（3月19日～4月23日）が、緊急事態宣言延長の影響による海外アーティストの来日困難な状況などから、「東京春祭ワーグナー・シリーズvol.12《パルジファル》」ほか計4公演を中止することを発表した。
今回中止が発表されたのは下記の4公演。《パルジファル》に出演予定だったアーティストによるリサイタルの開催可否は、後日発表される予定。

◎東京春祭ワーグナー・シリーズ vol.12 《パルジファル》（演奏会形式／字幕付）

〈日時・会場〉①4月2日15時②4月4日15時・東京文化会館
〈指揮〉マレク・ヤノフスキ
〈出演〉クリスティアン・ゲルハーヘル（アムフォルタス）、狩野賢一（ティトゥレル）、フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ（グルネマンツ）、NHK交響楽団、他

◎ブルーノ＝レオナルド・ゲルバー（p）80歳記念リサイタル vol.1

〈日時・会場〉4月6日19時・東京文化会館 小ホール
〈曲目〉ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第14番《月光》」「同第21番《ワルトシュタイン》」、他

◎ブルーノ＝レオナルド・ゲルバー（p）80歳記念リサイタルvol.2

〈日時・会場〉4月14日19時・東京文化会館 小ホール
〈曲目〉ショパン《アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ》、他

◎東京春祭 歌曲シリーズ vol.28
マルクス・アイヒェ（Br）&クリストフ・ベルナー（p）

〈日時・会場〉4月9日19時・東京文化会館 小ホール
〈曲目〉ブラームス「ティークの《マゲローネ》によるロマンス」op.33

なお、すでに発表となっている通り、4月6日「オリ・ムストネン（p）」、4月6日「シューベルトの室内楽～ミハル・カニュカ（vc）&関西弦楽四重奏団」、4月8日「Horszowski Trio — ジェシー・ミルス（vn）、オーレ・アカホシ（vc）、相沢吏江子（p）」、4月14日「世の終わりのための四重奏曲　児玉 桃（ピアノ）とヨーロッパの仲間たち」、4月17日「デジュー・ラーンキ（p）」の公演も中止となっている。