新国立劇場の《ワルキューレ》と《夜鳴きうぐいす／イオランタ》で指揮者・出演者の変更

新国立劇場は、3月11日から上演予定の《ワルキューレ》について、指揮を飯守泰次郎から、大野和士（3月11・14・17・20日公演）と城谷正博（3月23日公演）に変更することを発表した。
飯守は昨年12月に手術を受けており、当該作品の規模を考慮すると現在の体調での指揮は困難であるとの判断から降板することとなった。

招聘キャストについても、新型コロナウイルス感染症にかかわる入国制限により、以下の通り一部変更となる。

ジークムント：ダニエル・キルヒ　 →　未定（調整中、決定次第発表）
フンディング： アイン・アンガー →　長谷川 顯
ヴォータン： エギルス・シリンス →　ミヒャエル・クプファー＝ラデツキー
ジークリンデ：　 エリザベート・ストリッド →　小林厚子
ブリュンヒルデ： イレーネ・テオリン →　池田香織

4月4日から上演予定のダブルビル《夜鳴きうぐいす／イオランタ》についても、招聘指揮者・キャストについて、新型コロナウイルス感染症にかかわる入国制限により、十分な公演準備をしての出演が困難との理由から、以下の通り一部変更となる。

指揮： アンドリー・ユルケヴィチ →　高関 健　　　　　　　　　　　

《夜鳴きうぐいす》
夜鳴きうぐいす：ハスミック・トロシャン　→　三宅理恵
中国の皇帝：ニカラズ・ラグヴィラーヴァ　 →　 吉川健一

《イオランタ》
ロベルト： ユーリ・ユルチュク 　 →　井上大聞
ヴォーデモン伯爵：ヴィクトル・アンティペンコ　 →　内山信吾
エブン＝ハキア：ニカラズ・ラグヴィラーヴァ →　ヴィタリ・ユシュマノフ
イオランタ：エカテリーナ・シウリーナ　→　大隅智佳子

なお、公演スタッフ（演出・美術・衣裳のヤニス・コッコス、アーティスティックコラボレーターのアンヌ・ブランカール、照明のヴィニチオ・ケリ、映像のエリック・デュラント、振付のナタリー・ヴァン・パリス）は来日せず、リモートで演出等を行うこととなった。

※上述の出演者変更に伴うチケットの払い戻しはありません。

新国立劇場オペラサイト
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/