新国立劇場が劇場内の換気状況の調査結果を発表

新国立劇場で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各劇場およびリハーサル室における換気が十分に行われているかを確認するため、換気状況の調査が行われた。
その調査結果をまとめた「新国立劇場 ホールおよび施設内 換気状況調査 報告書」が、同劇場の公式サイト内で公開された。

この調査は、同劇場が慶應義塾大学理工学部応用化学科教授の奥田知明氏に依頼し行ったもの。
2020年7、8月に同劇場内の各劇場（オペラパレス、中劇場、小劇場）およびリハーサル室でスモーク発生装置などを用いた調査を実施。
あわせて、2019年10月～12月に各劇場の公演で計測したCO2 濃度の実測データをもとにした換気状況の検証も行われた。

新国立劇場における換気状況調査　結果報告（公式サイト内）
https://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/23_019281.html