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「バレエ・リュス」にインスパイアされた《火の鳥》などがロームシアター京都で上演
今年1月に開館5周年を迎えたロームシアター京都は、“これまでに培った経験とネットワーク”を活かし、特色ある企画を並べた「ロームシアター京都開館5周年記念事業」(1月10日~3月28日)を開催している。
「第2弾」となる1月17日には、園田隆一郎の指揮で、京都市交響楽団が、ベルリン映画祭に招待されるなど京都を拠点に国内外で活躍する映像作家、演出家の石橋義正らとタッグを組み、舞台美術や映像、舞踏などを取り入れた「パフォーマティブコンサート」を開催する。
プログラムは、「バレエ《火の鳥》」や「交響的幻想曲《花火》」などストラヴィンスキー没後50年にもちなんだ5作品。
ストラヴィンスキーと密接なつながりのあるバレエ団「バレエ・リュス」の精神にインスパイアされ、今回の公演ではそれぞれの作品のテーマごとに、音楽・舞踊・美術などを融合させた個性的な演出が披露される。
フィナーレで演奏される《火の鳥》では、生演奏のオーケストラコンサートでは初の試みとなる、「深層振動(超低周波)」が使用される。聴覚・視覚以外でも新しい体験ができる。
公演詳細は、下記の通り。
◎京都市交響楽団×石橋義正 パフォーマティブコンサート「火の鳥」
〈日時〉1月17日14時〈会場〉ローム シアター京都 メインホール
〈指揮〉園田隆一郎〈演出〉石橋義正〈振付〉藤井 泉
〈出演〉森谷真理(歌)、アオイヤマダ、徳井義実〈チュートリアル〉、茉莉花(コントーション)
池ヶ谷奏、薄田真美子、斉藤綾子、高瀬瑶子、中津文花、松岡希美(以上、ダンス)
花園大学 男子新体操部
〈曲目〉ストラヴィンスキー「交響的幻想曲《花火》」、ドビュッシー《牧神の午後への前奏曲》
ラヴェル《ボレロ》、ラヴェル「歌曲集《シェエラザード》」
ストラヴィンスキー「バレエ組曲《火の鳥》」(1919年版)
〈問合せ〉ロームシアター京都 チケットカウンター075・746・3201
※チケットは、ロームシアター京都 オンラインチケットでも購入可能
※24時間購入可、要事前登録(無料)
石橋義正による各楽曲の「演出ノート」はこちらからみることができる