• ムジカノーヴァ 2011年12月号

雑誌 ムジカノーヴァ

ピアノを教える人、学ぶ人の雑誌

ムジカノーヴァ 2011年12月号

  • 「守らない」指使い 自ら“考える”習慣を!
定価
922円 (本体838円+税)
判型・頁数
A4変
発行年月
2011年11月
商品コード
181112

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内容紹介

[特集]
「守らない」指使い 自ら“考える”習慣を!

◆もっと良い指使いはありませんか?(杉浦日出夫)
 弾きやすく、音楽的にも満足できる指使いの考え方を、チェルニーやインヴェンションなどレッスンでおなじみの曲を使って解説します。今日からすぐに役立つ内容です。
◆“自分の指使い”の探し方 ~音楽を表現するために (春日洋子) 
 東邦音楽大学主任教授を務める筆者が、指使いを決定するまでの手順、楽譜を見るポイントや注意点などを解説します。また、指使いに迷ったときの解釈版の活用法にも触れています。
◆とっておきの指使い ~私が教わった“秘伝のレシピ”(黒田亜樹)
 第一線で活躍するピアニストの筆者が、自身の師匠から教わった「秘伝の指使い」や、正しい指使いが自然に身につく基本練習を紹介します。

[とじ込み付録]
◆クリスマス作曲家ポストカード
 14人の作曲家が一緒にクリスマスを過ごしたら?―楽しい空想の世界を描いたカラフルなポストカードを2枚、お届けします。

[カラー]
◆ブルクミュラー 鳥ノオト《お別れ》(音の台所)
 毎号違う鳥が登場して、絵と詩でブルクミュラーの世界を案内します。
◆想像しよう!考えよう! 音楽図鑑(佐野真澄)
 イラストや写真を見て、質問に答え、想像を膨らませる。そして、思い描いたイメージを音楽で表現してみる。そんなレッスンを提案する教材です。今月のテーマは「天使」。
◆コツコツ練習 (太田恵子)
 練習の大切さを生徒さんに伝える2つのお話―「練習山」「子どもの忍者」を掲載。ふりがな付きなので、レッスンの待ち時間に生徒さんに読んでいただくこともできます。
◆クリスマス読者プレゼント
 ドイツの老舗メーカー製「アドベントカレンダー」など、編集部セレクトの5セット。

[トピックス]
◆教材コーナー執筆者によるレッスン (高橋千佳子)
 巻末教材「トレーニング タイム 初見編」の執筆者が、実際に教材を使ってレッスン。そのレポートを通じて、教材活用のポイントをご紹介します。
◆ママンの音楽教育法 ポーリーヌ・ピュイグ=フルーザさん インタビュー(野平多美)
 フランスのピアニスト・作曲家・教育家で、日本でも数多くのピアノ教本を出版したアンリエット・ピュイグ=ロジェ女史の長女ポーリーヌさんに、お母様から受けた音楽教育についてうかがいました。
◆発表会のリハーサル 状況に合わせた計画の立て方(鈴木光子)
 ソロ、連弾、パフォーマンスの3つに分けて、発表会の数ヵ月前から計画的にリハーサルを進める方法をご紹介します。
◆アンジェイ・ヤシンスキ公開講座(佐野真澄)
 9月に行われたヤシンスキ氏の講座の一部を誌上で再現しました。曲は、モーツァルトのファンタジー ニ短調 K.397とピアノソナタ ハ長調 K.330。
◆セミナーレポート 後藤ミカ/江崎光世(山本美芽)
 10月に行われたセミナーの中から、注目の2件をレポートします。どちらもキーワードは“連弾”です。
◆ミニ伝記 ムツィオ・クレメンティ(藤江効子)
 ソナチネの作曲家としてお馴染みのクレメンティの生涯を、美しい絵とわかりやすい文章でお届けします(ふりがな付き)。
◆ウィーン・フィル 東日本大震災復興支援チャリティーコンサート(渡辺謙太郎)

[連載]
◆ムジカばーばのハローワーク 第5回(吉田しんこ)
 ピアノの先生応援キャラクター「ムジカばーば」が、鋭い観察力と旺盛な好奇心を生かし、音楽のお仕事現場に潜入。第5回はバレエピアニスト。熊川哲也氏プロデュースの「K-BALLET 吉祥寺スタジオ」にお邪魔しました。
◆楽譜調査室(丸子あかね、萩原謠子 他)
 現役ピアノ教師10人が“本当に使える楽譜”を調査・報告します!
 ・気になる新刊
 ・まるごと一冊徹底調査
 ・テーマ別おススメ曲一覧(今月のテーマ:曲のイメージで選ぶ(2) リズミックで、ノリのいい曲)
 ・オントモ楽譜情報
◆雨のち晴れ(永井千佳)
 雨がやみ、お日さまが顔を出し、全てのものが生き生きと見えてきたときのような感動や安堵感を味わった想い出を綴るリレー・エッセイ。
◆ピアニスト探訪 菊地裕介(伊熊よし子)
 国内外で活躍中のピアニストにインタビュー。演奏活動のほか、自身が受けてきた音楽教育や現在の指導活動について語ります。
◆知って得する エディションの知識(吉成 順)
 国立音楽大学教授の著者が、学習者に馴染み深い作品の各エディションを比較検証。今月号はドビュッシーの《子どもの領分》。
◆ショパン・エチュード入門(パスカル・ドゥヴァイヨン)
 ベルリン芸術大学教授の著者による誌上レッスン。ショパン・エチュードの具体的な練習法について。今月号は作品25-9。
◆レッスンしましょ!Part2(オリヴィエ・ギャルドン)
 演奏や指導のポイント、具体的な練習法などを、譜例をふんだんに使って解説していきます。今回は2012年ドビュッシー生誕150年記念プレ企画で、《亜麻色の髪のおとめ》。
◆演奏家のための心理的トレーニング(大場ゆかり)
 本番で満足のいくパフォーマンスをしたい――演奏家ならだれもが抱くこの願い。それを実現へと導く理想的な心理状態を手にするための技術を、毎号紹介していきます。
◆今月のプレトーク 野原みどり/弘中 孝(堀江昭朗)
 今、もっとも注目したいアーティスト、教育者などにインタビューします。
◆ムジカ ザ スポットライト 秋末直志/佐怒賀悦子
 今話題のあの人から「ムジカノーヴァ」読者に向けたメッセージをお届けします。
◆ムジカ図書館(山本美芽)
 ピアノ教本研究家が、指導者・学習者双方に役立つ本をご紹介します。
◆生徒と見たい聴きたいCD&DVD(百瀬 喬)
 最近リリースされた音楽ソフトから、レッスンで生徒と聴きたい1枚をご紹介します。
◆喜怒哀楽 レッスンのひとコマ(空美(solami))
 3人のピアノ教師が日常のレッスン風景を切り取るリレー・エッセイです。
◆簡単! 便利! デジタルなレッスン(田上奈々)
 電子ピアノを購入される生徒さんに、楽器のことと併せてぜひアドバイスしてあげたい「ヘッドフォン選び」について、経験豊富なピアノ指導者が伝授します。
◆演奏会批評
 今月号は8月29日~10月2日の演奏会より。
 (雨宮さくら、壱岐邦雄、石川哲郎、河原 亨、加藤一郎、柴田龍一、白石知雄、時 幹雄、原 明美、伴 玲児、道下京子)

[教材]
◆ムジカばーばが行く(雨宮さくら、吉田しんこ)
 ロシアからやってきた、ピアノの先生応援キャラクター・ムジカばーばが、日本で旋風を巻き起こす4コマ漫画です。
◆ドリルとワークで 音楽大冒険
 ・譜読みの島(池川礼子)
 楽譜が短時間で読める「即読譜奏」で知られる池川氏による、譜読みの力が身につく楽しいドリル。バッハへのスムーズな導入にも役立つ中身です。
 ・リズムの森(石嶺尚江)
 生徒のやる気を引き出す「レッスンの裏ワザ」で知られる石嶺氏による、拍子と音価、リズムを学べる楽しいドリルです。
 ・アナリーゼの泉(中森智佳子)
 楽曲の構造や特徴を読み解くアナリーゼの方法を、毎月テーマを決めて身につけます。
 ・音楽史の館(西原 稔)
 桐朋学園大学教授の西原稔氏による中級編。シューベルトの即興曲に関する問題「その3」。
◆トレーニング タイム
 ・譜読み編(石嶺尚江)
 ・リズム編(石嶺尚江)
 ・初見編(高橋千佳子)
 毎月それぞれのトレーニング課題集を掲載します。
◆子ども音楽辞典(北村智恵)
 子どもに理解できる言葉で音楽用語を解説していく連載。今月は「ホルン5度」。
◆ [コラム]テレビで聴いたあの曲はなに?(松下恵子)
 テレビ番組の挿入曲や、CM曲などから、ピアノのレッスンで使える曲を選んで解説します。生徒との会話ネタに使えます。
◆感性を育む新曲視唱 Part2 (秋末直志)
 「作る側の視点に立つ」ために変奏を取り入れた新曲視唱。メロディに込められた意味を理解する力や「表現の意志」を育みます。
◆耳を開く聴きとり術講座 Part2 (樹原涼子)
 正確に聴きとるだけでなく、音楽が心に働きかける元に興味を持ってもらうための聴音。
◆楽譜に隠されたヒントを探せ!(轟 千尋)
 どんなふうに弾いたらいいかのヒントを与えてくれる“大切な音や和音”を、毎号ひとつずつ紹介していきます。
◆めざせ!スーパーピアニスト(後藤ミカ)
 12月にぴったりの歌で「指のたいそう」をして、スーパーピアニストを目指す教材。スーパーピアニストに認定された生徒さんへのプレゼントは、後藤先生編曲の《よろこびのうた in 南の島》です!
◆今月の楽譜(轟 千尋)
 依頼人:笹山美由紀 先生/夢の請負人:轟 千尋/曲名:小さな花 第3曲
 レッスンや発表会で弾く曲を探している先生方は、要チェックです!

[12月号で取り上げた曲一覧]※括弧内は取り上げた記事のタイトル
 文部省唱歌(青島広志編曲):コントルダンス・村祭り(楽譜調査室)
 大野雄二(鈴木奈美編曲):ルパン三世のテーマ(やさしいピアノソロ)(楽譜調査室)
 大野雄二(宮前幸弘編曲):ルパン三世のテーマ‘78(楽譜調査室)
 作曲者不詳(小原 孝編曲):ねこふんじゃった パラダイス(カリプソ)(楽譜調査室)
 カバレフスキー:騎士(楽譜調査室)
 黒須克彦(橋本晃一編曲):夢をかなえてドラえもん(楽譜調査室)
 クーラウ:ソナチネOp.20-1(特集)
 グリーグ:抒情小曲集より「トロルドハウゲンの婚礼の日」Op.65-6(楽譜調査室)
 クレメンティ:ソナチネOp.36-1(ミニ伝記 ムツィオ・クレメンティ)
 クレメンティ:ソナチネOp.36-3(特集)
 小森昭宏:ピアノでサッカー(楽譜調査室)
 佐藤敏直:おどれピエロ(楽譜調査室)
 シューベルト:即興曲 作品90-3/D.899(音楽史の館)
 シューマン:子供の情景より「トロイメライ」(特集)
 ショスタコーヴィチ:アクロバット(楽譜調査室)
 ショパン:エチュードOp.25-6(特集)
 ショパン:エチュードOp.25-9(ショパン・エチュード入門)
 ショパン:エチュードOp.25-11「木枯らし」(特集)
 ショパン:スケルツォ第2番(特集)
 ショパン:ワルツ第1番Op.18(特集)
 M.ステッカー、N.ホロヴィッツ、C.ゴードン:ジャズモービル(楽譜調査室)
 チェルニー:『チェルニー40番』より第3番(特集)
 チャイコフスキー:白鳥の湖(テレビで聴いたあの曲はなに?)
 轟千尋:小さな花 第3曲(今月の楽譜)
 ドビュッシー:子どもの領分(知って得するエディションの知識)
 ドビュッシー:前奏曲第1集より「亜麻色の髪のおとめ」(レッスンしましょ!)
 ハイドン:音階(楽譜調査室)
 J.S.バッハ:インヴェンション第1番、第4番、第5番(特集)
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より第13番フーガ(特集)
 ブルクミュラー:25の練習曲より「お別れ」(ブルクミュラー鳥ノオト)
 ブルクミュラー:25の練習曲より「狩」(子ども音楽辞典)
 ブルクミュラー:25の練習曲より「貴婦人の乗馬」(アナリーゼの泉)
 ブルクミュラー:25の練習曲より「天使たちの合唱」(想像しよう!考えよう!音楽図鑑)
 ベートーヴェン:ソナタ第21番Op.53(特集)
 ベートーヴェン:ソナタ第26番Op.81a(子ども音楽辞典)
 平吉毅州:『春になったら・・』より「踊り明かそう 祭りの夜は」(楽譜調査室)
 平吉毅州:『虹のリズム』より「真夜中の火祭」(楽譜調査室)
 ピアソラ(宮崎幸夫編曲):ブエノスアイレスの冬(楽譜調査室)
 ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』より「プロムナード」(楽譜調査室)
 モーツァルト:ソナタKV.283、KV.310、KV.331、KV.545(特集)
 モーツァルト:ソナタ ハ長調KV.330(アンジェイ・ヤシンスキ公開講座)
 モーツァルト:ファンタジー ニ短調KV.397(アンジェイ・ヤシンスキ公開講座)
 湯山 昭:『お菓子の世界』より「ホット・ケーキ」(楽譜調査室)
 ラヴェル:『鏡』より第4曲「道化師の朝の歌」(特集)
 ラフマニノフ:前奏曲Op.23-4(特集)
 リヒナー:パレード・マーチ(楽譜調査室)
 J.レノン、P.マッカートニー(青山しおり編曲):オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ(楽譜調査室)
 キャサリン・ロリン:タップ狂想曲(楽譜調査室)