書籍 理論・専門書
諸井誠の
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ研究Ⅰ(第1番~第11番)
「人生ソナタ」における序奏部と提示部
内容紹介
諸井にとってベートーヴェンのピアノ・ソナタは特別な思い入れのある研究テーマである。父・三郎の『ベートーヴェン ピアノ・ソナタ――作曲学的研究』(弊社刊)は長年支持されてきた古典的名著であり、また本人も園田高弘との『往復書簡ベートーヴェンのピアノ・ソナタ――分析と演奏』(弊社刊)を皮切りに、さまざまな演奏家の「ソナタ全曲録音」への詳細な解説執筆、さいたま芸術劇場をはじめとする企画「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ/レクチャー・コンサート」等、長年にわたって取り組んできた大きな研究テーマである。そこには諸井の作曲家ならではの深く鋭い、しかも斬新な分析が展開され、現在進行中の仲道郁代との彩の国「レクチャー・コンサート」でも満員の聴衆から熱い支持を受けている。
本書は「彩の国さいたま芸術劇場」の「諸井誠&仲道郁代 レクチャー・コンサート」で制作された詳細なプログラム解説をベースに、新たに書き下ろしたものである。諸井のライフ・ワーク「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ研究」の集大成として、長く支持され論議されてゆく分析論となろう。
本書は「彩の国さいたま芸術劇場」の「諸井誠&仲道郁代 レクチャー・コンサート」で制作された詳細なプログラム解説をベースに、新たに書き下ろしたものである。諸井のライフ・ワーク「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ研究」の集大成として、長く支持され論議されてゆく分析論となろう。
目次
INTRODUZIONE
No.1 f-moll op.2-1
第1番 ヘ短調 作品2-1
No.2 A-Dur op.2-2
第2番 イ長調 作品2-2
No.3 C-Dur op.2-3
第3番 ハ長調 作品2-3
No.4 Es-Dur op.7
第4番 変ホ長調 作品7
special comments
作品10について
No.5 c-moll op.10-1
第5番 ハ短調 作品10-1
No.6 F-Dur op.10-2
第6番 ヘ長調 作品10-2
No.7 D-Dur op.10-3
第7番 ニ長調 作品10-3
No.8 c-moll op.13
第8番 ハ短調 作品13
No.9 E-Dur op.14-1
第9番 ホ長調 作品14-1
No.10 G-Dur op.14-2
第10番 ト長調 作品14-2
No.11 B-Dur op.22
第11番 変ロ長調 作品22
special comments
「人生ソナタ」初期を画す3大4楽章ソナタ
あとがき
[付録]
ソナタ・ファミリーにおけるピアノ・ソナタと他の分野の諸作品の相互関係
「人生ソナタ」におけるソナタ形式の構成部分と各ソナタ・グループの対応関係
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ〔全32曲〕の調性と楽章数の分布図
No.1 f-moll op.2-1
第1番 ヘ短調 作品2-1
No.2 A-Dur op.2-2
第2番 イ長調 作品2-2
No.3 C-Dur op.2-3
第3番 ハ長調 作品2-3
No.4 Es-Dur op.7
第4番 変ホ長調 作品7
special comments
作品10について
No.5 c-moll op.10-1
第5番 ハ短調 作品10-1
No.6 F-Dur op.10-2
第6番 ヘ長調 作品10-2
No.7 D-Dur op.10-3
第7番 ニ長調 作品10-3
No.8 c-moll op.13
第8番 ハ短調 作品13
No.9 E-Dur op.14-1
第9番 ホ長調 作品14-1
No.10 G-Dur op.14-2
第10番 ト長調 作品14-2
No.11 B-Dur op.22
第11番 変ロ長調 作品22
special comments
「人生ソナタ」初期を画す3大4楽章ソナタ
あとがき
[付録]
ソナタ・ファミリーにおけるピアノ・ソナタと他の分野の諸作品の相互関係
「人生ソナタ」におけるソナタ形式の構成部分と各ソナタ・グループの対応関係
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ〔全32曲〕の調性と楽章数の分布図