• 作曲の基礎技法

書籍 理論・専門書

作曲の基礎技法

シェーンベルク 著/ストラングスタイン 編/山縣茂太郎鴫原真一

定価
6,600円 (本体6,000円+税)
判型・頁数
A5・256頁
発行年月
1971年4月
ISBNコード
9784276106208
商品コード
106200

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内容紹介

作曲家であり、教育家でもあった著者が、鋭い洞察力と深い学識により精緻な分析を加えつつ説いた。学生や教師、作曲を志す人の必読の書。

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目次

この本の構想について
音楽用語について

第1部 テーマの構造
第1章 形式の概念

第2章 楽句
譜例1-11の説明
譜例1-11

第3章 動機
動機を構成するものはなにか
動機の扱い方と使い方
譜例17-29の説明
譜例12-29

第4章 動機型の結び方
楽句の組み立て方
譜例30-34

第5章 単純なテーマのつくり方
1.楽段のはじめ方
大楽節と楽段
楽段のはじめ方
譜例について
ドミナント型と補足的な反復
譜例について
譜例40-41の説明
譜例35-41

第6章 単純なテーマのつくり方 その2
2.大楽節の前楽節
ベートーヴェン、ピアノ・ソナタの大楽節の分析
ほかの譜例の分析
前楽節のつくり方

第7章 単純なテーマのつくり方 その3
3.大楽節の後楽節
メロディーの問題とカデンツの輪郭
リズムの問題
ロマン派の作曲家による大楽節の説明
譜例42-51

第8章 単純なテーマのつくり方 その4
4.楽段の完成
譜例54‐56の説明
譜例について
譜例52‐61

第9章 伴奏
伴奏の省略
伴奏の動機
伴奏の型
声部の進行方法
バスの旋律線の扱い方
伴奏の動機の扱い方
楽器に対する要求
譜例62‐67

第10章 性格とムード
譜例68

第11章 メロディーとテーマ
声楽曲のメロディー
 譜例について
器楽曲のメロディー
メロディーとテーマ
譜例69‐100

第12章 自己批評のための忠告
自分の作品についての自己批評

第2部 小形式
第13章 小三部形式
小三部形式
対照となる中間楽節
 譜例について(ベートーヴェン、ピアノ・ソナタ)
 譜例について(ハイドン、モーツァルト、シューベルト)
譜例105‐107の説明
上拍和音
再現部(A¹)
 譜例について
譜例101‐107

第14章 不つり合いな、不規則な、対称しない構造
譜例108‐112

第15章 メヌエット
メヌエットの形式
  譜例について
トリオ
譜例113‐119

第16章 スケルツォ
A楽節
転調を使って対照される中間楽節
練習形式
  譜例について
再現部
拡大、挿入句、小結尾
  譜例について
結尾
トリオ
譜例120‐123

第17章 テーマと変奏
テーマの構造組織
テーマと変奏との関係
変奏の動機
変奏の動機のつくり方
 譜例について
変奏の動機の使い方と小展開
 譜例について
変奏の中の対位法
 譜例について
変奏のスケッチの仕方
譜例126の説明
全食(変奏曲全体)の組み立て方
譜例124‐127

第3部 大形式
第18章 大形式の部分(補助的部分のつくり方)
移行部
独立したテーマを持つ移行部
 譜例について
先行するテーマから発展する移行部
 譜例について
新移行部
 譜例について
第2テーマのグループ
 譜例について
抒情的なテーマ
結尾
 譜例について
譜例128

第19章 ロンド形式
アンダンテ形式(A B A と A B A B)
単純なロンド
再現部の変奏と変化(第1テーマ)
 譜例について
再現部の変化と改作(従属するグループ)
譜例について
大ロンド形式(A B A‐C‐A B A)
 譜例について
ソナタ・ロンド形式
 譜例について

第20章 ソナタ・アレグロ形式(第1楽章形式)
ソナタ・アレグロ形式
提示部
第1テーマ(またはそのグループ)
 譜例について
移行部
第2テーマのグループ
 譜例について
展開部
 譜例について
新移行部
再現部
 譜例について
結尾
 譜例について

結びの言葉

編集者あとがき
訳者あとがき
索引