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 2020年は、生誕250年の記念年!!「東京・春・音楽祭2020」で「ベートーヴェンとウィーン 生誕250年によせて」というコンサートが行われたり、「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2020」のテーマが「Beethoven ――ベートーヴェン」であったり、盛り上がる1年になりそうです。
 ベートーヴェンが生きたのは、社会的にさまざまなターニングポイントとなった時代でした。くわえて、難聴や叶うことのなかった恋の数々……。苦難とともに生きたベートーヴェンにとって、音楽はどのようなものだったのか! 伝記や曲目解説書をとおして、知ってみませんか?
 また、「ウィーン原典版」「ミニチュア・スコア」といった楽譜シリーズについては、最新のものを中心にご紹介。
 ベートーヴェンに関連する書籍を読み、曲を聴き、演奏し、ベートーヴェンに親しみましょう!

最新刊 ONTOMO MOOK
ベートーヴェン 革新の舞台裏
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ベートーヴェン 革新の舞台裏
創作現場へのタイムトラベル

名曲が生まれた当初、聴衆が受けた衝撃を私たちは知らない。今やすっかり「定番」になっている音楽に秘められた「革新」は何だったのか――。
ベートーヴェンの創作の真意にせまるべく、ベートーヴェン研究の第一人者のナヴィゲートで当時へタイムトラベルしてみよう!
交響曲、ピアノ曲、弦楽四重奏曲、協奏曲などのよく知られた名曲には新たな角度から光をあて、カンタータなど、演奏機会は少ないがベートーヴェン作品理解に不可欠な作品も取り上げる。
音楽素材や表現方法、作品どうしの秘められた関連から、当時の演奏会プログラム・楽譜・楽器の進化、パトロンや演奏家との関係、社会的背景や歴史的事件にまで目配りをし、世界の最新の研究も盛り込まれ「知られざるベートーヴェン」に出会える。
『音楽の友』の人気連載「名曲タイムトラヴェル〜真の鑑賞術〜」からの書籍化(加筆修正含む)。


伝記 ベートーヴェンの生涯を知ろう
ベートーヴェン
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〔作曲家◎人と作品〕

●ベートーヴェン
平野昭 著
【判型・頁数】B6変・328頁
【ISBNコード】9784276221758

高校生から研究者までを読者対象とし、生涯篇、作品篇、資料篇の3部構成で簡便にまとめた大作曲家の定番伝記シリーズ。長く日本のベートーヴェン研究の第一人者であり続けてきた著者は、生涯篇ではベートーヴェンと交流のあった多くの人々との関連に新たな光をあて、新しい「書簡全集」や「筆談帳」から得られるベートーヴェンの人間像に独自性を打ち出しています。作品篇でも、長年の研究成果が結実された著者独自の視点、解釈が読みどころ。

CD付き 音楽家ものがたり ベートーヴェン 心の楽譜にえがく希望のメロディ
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NEW! 2019年10月刊行

●CD付き 音楽家ものがたり ベートーヴェン
心の楽譜にえがく希望のメロディ

新井鷗子 著
【判型・頁数】A5・112頁+CD1枚
【ISBNコード】9784276228009

「題名のない音楽会」など数々の番組や演奏会を手がけてきた大人気音楽構成作家、新井鷗子の伝記シリーズ。親しみやすく読みやすい文章で、ベートーヴェンの生い立ちや人柄、業績を知ることができます。ユニバーサルミュージック制作の、最高の演奏が楽しめるCD付き。小さいころから良いもの・本物の音楽を、と考える保護者の皆様や学校の先生方にとてもおすすめです。

もし大作曲家と友だちになれたら… 音楽タイムトラベル
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●もし大作曲家と友だちになれたら… 音楽タイムトラベル
スティーブン・イッサーリス 著/板倉克子 訳
【判型・頁数】4-6・256頁
【ISBNコード】9784276215207

「自分の子どもに作曲家の物語を読ませたいのに、おもしろいものがない」と困った末に、世界的チェリスト・イッサーリスが書き下ろしたのが本書。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、ストラヴィンスキーの6人の作曲家を取りあげ、その生涯と音楽をふんだんなウィットとともに、生き生きと紹介する。作曲家が友だちのように身近に感じられる、クラシック入門に格好の一冊。
ベートーヴェン 革新の舞台裏
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NEW! 2020年3月刊行

●ベートーヴェン 革新の舞台裏
創作現場へのタイムトラベル

平野昭 著
【判型・頁数】4-6・216頁
【ISBNコード】9784276215337

名曲が生まれた当初、聴衆が受けた衝撃を私たちは知らない。今やすっかり「定番」になっている音楽に秘められた「革新」は何だったのか――。
ベートーヴェンの創作の真意にせまるべく、ベートーヴェン研究の第一人者のナヴィゲートで当時へタイムトラベルしてみよう!
交響曲、ピアノ曲、弦楽四重奏曲、協奏曲などのよく知られた名曲には新たな角度から光をあて、カンタータなど、演奏機会は少ないがベートーヴェン作品理解に不可欠な作品も取り上げる。
音楽素材や表現方法、作品どうしの秘められた関連から、当時の演奏会プログラム・楽譜・楽器の進化、パトロンや演奏家との関係、社会的背景や歴史的事件にまで目配りをし、世界の最新の研究も盛り込まれ「知られざるベートーヴェン」に出会える。
『音楽の友』の人気連載「名曲タイムトラヴェル〜真の鑑賞術〜」からの書籍化(加筆修正含む)。

曲解説 ベートーヴェンの作品を知ろう
ベートーヴェン
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〔作曲家別名曲解説ライブラリー〕

●ベートーヴェン
音楽之友社 編
【判型・頁数】A5・576頁
【ISBNコード】9784276010437

名曲解説書シリーズの決定版。交響曲、協奏曲、弦楽四重奏曲、ヴァイオリン・ソナタ、ピアノ・ソナタ等は各ジャンルの総説とともに全曲収録。詳細な解説と豊富な譜例、評伝も付いています。演奏会のプログラムノートにも役立ちます!
ベートーヴェンとピアノ 「傑作の森」への道のり
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NEW! 2019年6月刊行

●ベートーヴェンとピアノ 「傑作の森」への道のり
小山実稚恵、平野昭 著/長井進之介 編集協力
【判型・頁数】A5・152頁
【ISBNコード】9784276130579

独奏曲、室内楽、協奏曲……ピアノ関連曲を網羅したベートーヴェン作品“検証本”。小山実稚恵×平野昭という人気・実力ともに日本を代表するピアニストと研究者だからこそ実現できた特別企画。双方の視点で作曲年代順に1曲ずつ検証し(対談構成・文:長井進之介)、立体的なベートーヴェン像を浮き彫りにしています。2020年、続編刊行予定!
ベートーヴェンの音符たち 池辺晋一郎の「新ベートーヴェン考」
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●ベートーヴェンの音符たち 池辺晋一郎の「新ベートーヴェン考」
池辺晋一郎 著
【判型・頁数】A5・192頁
【ISBNコード】9784276200647

池辺晋一郎が、大作曲家の名曲を、音楽史やこれまでの研究書とは違った現代音楽作曲家の立場で、その楽曲、音符のみから解説していく、“音符たち”シリーズの第5弾。全24章で、ベートーヴェンの交響曲、協奏曲、ピアノ、室内楽・・・オペラ「フィデリオ」まで、さまざまなジャンルをとりあげています。
ベートーヴェン
ベートーヴェンの交響曲 理念の芸術作品への九つの道
 

●ベートーヴェンの交響曲 理念の芸術作品への九つの道
マルティン・ゲック 著/北川千香子 訳
【判型・頁数】A5・176頁
【ISBNコード】9784276131262

国際的に著名な音楽学者マルティン・ゲックによる論考。ベートーヴェンの書いた音の「意味」や「真意」について考察をめぐらせ、交響曲の歴史的および思想的な背景を照らし出す、ほかにはない交響曲解説書です。ベートーヴェンの交響曲全体に通底する概念や音楽的特徴を取り上げたあと、第1番から第9番までの交響曲ごとの解説が続く構成。ゲックの著書を読んだ後には音楽が聴きたくなる!
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第28番 op.101 批判校訂版 分析・演奏・文献
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●ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第28番 op.101 批判校訂版 分析・演奏・文献
ハインリヒ・シェンカー 著/西田紘子、堀朋平 訳
【判型・頁数】A5・248頁
【ISBNコード】9784276130494

シェンカーによる「ベートーヴェンの最後のピアノ・ソナタ 批判校訂版」シリーズ(全4点)、好評発売中!最終巻の本書は、第28番 op.101の批判校訂版(楽譜)、作品理解のための詳細な手引き等からなります。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番 op.109 批判校訂版
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●ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第30番 op.109 批判校訂版 分析・演奏・文献
ハインリヒ・シェンカー 著/山田三香、西田紘子、沼口隆 訳
【判型・頁数】 A5・168頁
【ISBNコード】 9784276130296

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番 op.110 批判校訂版
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●ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番 op.110 批判校訂版 分析・演奏・文献
ハインリヒ・シェンカー 著/山田三香、西田紘子、沼口隆 訳
【判型・頁数】 A5・248頁
【ISBNコード】 9784276130388

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番 op.111批判校訂版
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●ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番 op.111 批判校訂版 分析・演奏・文献
ハインリヒ・シェンカー 著/山田三香、西田紘子、沼口隆 訳
【判型・頁数】 A5・272頁
【ISBNコード】 9784276130395

ベートーヴェンの第9交響曲 分析・演奏・文献
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●ベートーヴェンの第9交響曲 分析・演奏・文献
ハインリヒ・シェンカー 著/西田紘子、沼口隆 訳
【判型・頁数】A5・408頁
【ISBNコード】9784276130289

本書は、オーストリアの音楽理論家ハインリヒ・シェンカー(1868−1935)が、ベートーヴェンの第9交響曲を分析した研究書の全訳である。印象批評を廃し、楽譜を読み込むことで作品の内容を解き明かしていく著者の姿勢は、本書を読んだ若き日のフルトヴェングラーにも深い感動を与えた。原書の出版は1912年であるが、現在に至るまで「第9」全4楽章の楽曲構造をこれほど詳細に分析した書物はほかに見当たらない。さらに分析結果を踏まえた具体的な演奏の手引きと、主要な文献への批判も充実している。日本語版の翻訳は、シェンカー研究者とベートーヴェン研究者の2人でおこなっている。多数の訳注に加え、巻頭の「日本語版のための凡例」「シェンカーの用語集」、巻末の「シェンカーの著作一覧」「解題」を読めば、本書の理解がさらに深まるだろう。450を超える多数の譜例についても原書の誤りを訂正し、第2・4楽章でシェンカーが独自に付している小節番号には、より一般的な楽譜の小節番号を併記した。
専門の研究者はもちろん、「第9」を演奏してみよう、聴いてみようとするすべての人にお勧めする一冊。
ベートーヴェン フィデリオ
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〔オペラ対訳ライブラリー〕

●ベートーヴェン フィデリオ
荒井秀直 訳
【判型・頁数】4-6・96頁
【ISBNコード】9784276355590

ベートーヴェンが書いた、唯一のオペラ《フィデリオ》(第1版1805年初演)は「自由、博愛、平等」を掲げたフランス革命の影響を受けた「救出オペラ」で、危機一髪というところで主人公が救われます。「自由と正義を歌い上げた思想と倫理のオペラの高見にまで達したため、このジャンルのほとんど最後の作品」(訳者あとがきより)。
《第九》虎の巻 歌う人・弾く人・聴く人のためのガイドブック
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●《第九》虎の巻 歌う人・弾く人・聴く人のためのガイドブック
曽我大介 著
【判型・頁数】B5・144頁
【ISBNコード】9784276142244

ベートーヴェンってだあれ? 交響曲って何?…の初級段階から説きおこし、より専門的領域にまで導いてくれる、《第九》情報満載のガイドブック。所々に挿入された豊富なコラムや、巻末の《第九》音楽用語・合唱用語辞典等も充実しています。2012年9月既刊『ベートーヴェン交響曲第9番終楽章“歓喜に寄せて”合唱譜』とも対応。日本初演については、第3章に詳しく記載。

MOOK
NEW! 2019年12月刊行
〔ONTOMO MOOK〕

●生誕250年 ベートーヴェンの交響曲・協奏曲 演奏家が語る作品の魅力とその深淵なる世界
音楽の友、レコード芸術 編
【判型・頁数】B5・160頁
【ISBNコード】9784276963016

ベートーヴェンの交響曲と協奏曲にスポットをあて、名演奏家たちがその魅力を語り、音楽評論家らが作品、名盤を紹介。また、さまざまな指揮者のタクトでベートーヴェンの交響曲を演奏してきた日本のオーケストラ・プレイヤーが演奏の難しさを語るほか、音楽評論家らが作品のオーケストレーションなど、細部についても詳細に考察する。

楽譜 ベートーヴェンを演奏しよう
〔ミニチュア・スコア〕〜交響曲全9曲
ベートーヴェン 交響曲第1番 ハ長調 作品21
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NEW! 2020年1月刊行
OGT-2101

●ベートーヴェン 交響曲第1番 ハ長調 作品21
沼口隆 解説
【判型・頁数】A5・88頁
【ISBNコード】9784276922372

1800年、ウィーンで行われたベートーヴェン主催の演奏会にて初演。1788年にモーツァルトが最後の3つの交響曲を、1791〜95年にハイドンが最後の12の交響曲を作曲し、「交響曲」が規模・内容ともに新たな次元に突入するなかで発表した、ベートーヴェンの最初の交響曲。解説では初版楽譜をはじめとするおもな出版楽譜について言及するほか、各楽章の詳細なアナリーゼを行う。B6判からA5判の見やすい浄書譜にリニューアルするとともに、ページ番号の隣に楽章番号を示し、見たい箇所を探しやすくした。
ベートーヴェン 交響曲第二番 ニ長調
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OGT-0002

●ベートーヴェン 交響曲第二番 ニ長調
武川寛海 解説
【判型・頁数】B6・120頁
【ISBNコード】9784276909106

「ハイリゲンシュタットの遺書」と同時期に作曲された交響曲。交響曲第1番と同じ編成だが、木管楽器においてはクラリネットの活躍、弦楽器においてはチェロとコントラバスを分けて扱う試みがうかがえる。様式においても、第1楽章の序奏が長大になり、第3楽章にはメヌエットの代わりにスケルツォを置くなどの変化がみられる。第1楽章アダージョ・モルト、第2楽章ラルゲット、第3楽章スケルツォ アレグロ、第4楽章アレグロ・モルト。
OGT-2103

●ベートーヴェン 交響曲第3番 変ホ長調 《英雄》 作品55
土田英三郎 解説
【判型・頁数】A5・200頁
【ISBNコード】9784276919556

ナポレオンに献呈する予定で書かれたが,皇帝即位の知らせを聞いて撤回,《英雄交響曲》として出版された曲。ベートーヴェン中期の劇的な英雄様式を確立した曲で,革新的な様式の集大成となっている。主題の断片化と動機の徹底的な労作といった曲の構成を,土田英三郎が丁寧に解説している。ベートーヴェンの交響曲ミニチュア・スコア・リニューアルの第3弾。判型は大きなA5判で見やすいものとした。
OGT-2104

●ベートーヴェン 交響曲第4番 変ロ長調 作品60
沼口隆 解説
【判型・頁数】A5・144頁
【ISBNコード】9784276921702

ベートーヴェンの交響曲中、最も小さい編成(1808年初頭ウィーンで作曲者自身の指揮により初演)。長く行方不明だった「作曲者自身が校正した筆写総譜」が1976年に再発見され、成立事情や楽曲細部に関する研究が一挙に進んだ。第7、8番に続く沼口の解説は、精緻を極めた読み応え満点のもの。
ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 作品67 (運命)
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OGT-2105

●ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 作品67 (運命)
土田英三郎 解説
【判型・頁数】A5・152頁
【ISBNコード】9784276919297

人気の高いベートーヴェン交響曲全9曲のミニチュア・スコアをリニューアルし、順次出版していく。今回はその第一弾。今回のリニューアルにあたり、判型は大きなA5判で見やすいものとし、日本におけるベートーヴェン研究の第一人者である土田英三郎による、新しい解説を付けた。
ベートーヴェン交響曲第6番 ヘ長調 《田園》 作品68
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OGT-2106

●ベートーヴェン交響曲第6番 ヘ長調 《田園》 作品68
土田英三郎 解説
【判型・頁数】A5・176頁
【ISBNコード】 9784276921092

演奏、録音、鑑賞ともに多くの人に親しまれている名曲である。これらの曲はいずれも音楽史、または交響曲史上、革新的な作品として位置づけられ、その新しさばかりが強調される傾向にあるが、伝統との結びつきもまた見過ごせない。「新しさ」は「過去」との関係においてこそ輝くとする。6番は18世紀に流行したパストラーレ(田園詩/牧歌)との関わりが特に強く、それだけにベートーヴェンの新しさがひときわ目立つ。表題交響曲の歴史ではきわめて重要な節目となる作品であり、ベルリオーズをはじめとする19世紀の作曲家に多大な影響を与えた。
ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 作品92
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OGT-2107

●ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 作品92
沼口隆 解説
【判型・頁数】A5・200頁
【ISBNコード】9784276921139

第7番は、初演当時からもっとも好評を博したベートーヴェンの交響曲であり、現在でも屈指の人気を誇る傑作。作品のスケッチは1811年9月ごろまで遡り、性格の異なる双子作品である第8番とともに作曲が進められた。初演は1813年12月8日、ウィーン大学講堂における傷病兵のための慈善演奏会で、作曲者自身の指揮によって行なわれた。熱狂する聴衆の求めによって、第2楽章が繰り返されたのは有名なエピソード。ワーグナーがこの曲を「舞踏の神格化」と評したことも、しばしば引用される。新たな様式期を切り開いたという位置づけにはないが、木管楽器の自由な活用、第1楽章の緩徐導入部、主題の旋律性、遠隔調域の確立、根源リズムの集積による高揚感など、無理なく処理された音楽的進行に、多くの機知が込められており、広い意味での「中期様式」最終段階にある、と解説者は見る。
ベートーヴェン 交響曲第8番 へ長調 作品93
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OGT-2108

●ベートーヴェン 交響曲第8番 へ長調 作品93
沼口隆 解説
【判型・頁数】A5・112頁
【ISBNコード】9784276921450

第7番と踵を接するように作曲された、ベートーヴェンの交響曲中、もっとも例外的な作品。規模は一番小さく、演奏時間も30分に満たない。他の曲に見られるような重厚さや劇的展開はなく、緩徐楽章も持たない。そして、唯一、誰にも献呈されていない。交響曲の伝統的な枠組みを堅持しているように見せつつ、ベートーヴェンらしい独創性と革新性を溢れさせた佳品として、広く親しまれている。次代を担うベートーヴェン研究者の解説は、この曲に関して当時から論じられていた「フモール」論に触れ、各楽章についても、構造(マクロ)とアナリーゼ(ミクロ)の両面から、縦横にその魅力を解き明かす。
ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 作品125 (合唱付)
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OGT-2109

●ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 作品125 (合唱付)
土田英三郎 解説
【判型・頁数】A5・308頁
【ISBNコード】9784276919365

人気の高いベートーヴェンの交響曲第1〜9番のミニチュア・スコアをリニューアル出版、その第2弾。第9は、ベートーヴェン最大の交響曲であり、数々の革新性、記念碑的な性格、後世への影響の大きさゆえに、このジャンルの歴史で大きな節目をなす作品。

〔ミニチュア・スコア〕〜その他
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第五番 「皇帝」 変ホ長調 Op.73
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OGT-0010

●ベートーヴェン ピアノ協奏曲第五番 「皇帝」 変ホ長調 Op.73
山根銀二 解説
【判型・頁数】B6・192頁
【ISBNコード】9784276480018

管弦楽の力強い主和音を受けて、華麗で堂々としたパッセージで始まるベートーヴェンが完成させた最後の協奏曲。協奏曲において、独奏者の技量を披露するカデンツァが置かれることが伝統であったが、この第5番ではソリストの即興によるカデンツァを廃止している。第1楽章アレグロ、第2楽章アダージョ・ウン・ポーコ・モッソ、第3楽章ロンド アレグロ。
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第五番 ヘ長調 「春」
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OGT-0106

●ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第五番 ヘ長調 「春」
坂本良隆 解説
【判型・頁数】B6・32頁
【ISBNコード】9784276908321

和やかであたたかい雰囲気から「春」のタイトルで知られる作品(ベートーヴェン自身による命名ではない)。全10曲のヴァイオリン・ソナタの中で、初めて4楽章制を採用した。第1楽章アレグロ、第2楽章アダージョ・モルト・エスプレッシーヴォ、第3楽章スケルツォ アレグロ・モルト、第4楽章 ロンド アレグロ・マ・ノン・トロッポ。
ベートーヴェン 《レオノーレ》序曲第3番 作品72a/《フィデリオ》序曲 作品72b
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OGT-0263

●ベートーヴェン ベートーヴェン 《レオノーレ》序曲第3番 作品72a/《フィデリオ》序曲 作品72b
平野昭 解説
【判型・頁数】A5・172頁
【ISBNコード】9784276922211

歌劇『フィデリオ』に関連して作曲された4曲の序曲のうち、演奏される機会の多い2曲、《レオノーレ》第3番と《フィデリオ》を収載。解説は、《フィデリオ》作曲に至る経緯、上演と序曲作曲をめぐる諸事情を丹念にたどったうえで、各曲の楽曲解説を展開する。
ベートーヴェン 《コリオラン》序曲 作品62/《エグモント》序曲 作品84
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OGT-0264

●ベートーヴェン 《コリオラン》序曲 作品62/《エグモント》序曲 作品84
平野昭 解説
【判型・頁数】A5・128頁
【ISBNコード】9784276922228

べートーヴェンの全11曲ある「序曲」作品のうち、序曲のみが作曲された悲劇『コリオラン』(コリン作)と、序曲と劇付随音楽9曲が作曲された悲劇『エグモント』(ゲーテ作)の序曲を収載。両作品のより深い理解への手引きとなる解説付き。
ベートーヴェン ミサ・ソレムニス ニ長調 作品123
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OGT-1074

●ベートーヴェン ミサ・ソレムニス ニ長調 作品123
【判型・頁数】4-6変・384頁
【ISBNコード】9784276909380
ユニバーサル社・フィルハーモニア版

約4年かけて作曲した晩年の大作。ルドルフ大公のオルミュッツ大司教就任にあわせて作曲に取り掛かるが間に合わず、完成後に大公に献呈された。ベートーヴェンは書簡において「私の最大の作品である」とたびたび記しており、この作品の芸術的価値の高さに確信を持っていたことがうかがえる。 ユニバーサル社・フィルハーモニア版。

楽譜 ベートーヴェンを演奏しよう
〔標準版ピアノ楽譜〕
ベートーヴェン ピアノ作品集 New Edition 解説付
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NEW! 2019年12月刊行

●ベートーヴェン ピアノ作品集 New Edition 解説付
越懸澤麻衣 解説/迫昭嘉 運指
【判型・頁数】菊倍判・136頁
【ISBNコード】9784276413634

ベートーヴェンのピアノ作品から、ロンドやエコセーズ、バガテル、選帝侯ソナタなど演奏される機会の多い12曲を選曲。越懸澤麻衣による各曲の時代背景・作曲背景の詳しい解説、ピアニスト迫 昭嘉による音楽的な運指は、演奏のイメージづくりに必ず役に立つこと間違いなし!
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集1 New Edition 解説付
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NEW! 2019年12月刊行

●ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集1 New Edition 解説付
越懸澤麻衣、加藤真一郎 解説/迫昭嘉 運指
【判型・頁数】 菊倍判・240頁
【ISBNコード】 9784276413641

解説は作曲経緯や使用楽器の特徴を越懸澤麻衣が、各曲のアナリーゼの着眼点を加藤真一郎が執筆。さまざまな視点からの解説を掲載した。音楽的な表現を促す運指は迫 昭嘉によるもの。全32曲を3冊に分け、第1巻には《悲愴》を含む第1〜11番を収録。第2巻(第12〜22番)は2020年、第3巻(第23〜32番)は2021年に刊行予定。
ベートーヴェン 作品集
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●ベートーヴェン 作品集
【判型・頁数】 菊倍判・216頁
【ISBNコード】 9784276413603

原典版。ボン時代の3つのソナタ、「エリーゼ」などのバガテル、ロンド、ポロネーズなど珠玉の小品52曲を収録した。

〔ウィーン原典版〕
ベートーヴェン ピアノ曲集
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〔ウィーン原典版 3〕

●ベートーヴェン ピアノ曲集
ブレンデル 校訂・運指法
【判型・頁数】 菊倍変・140頁
【ISBNコード】9784276400030

《エリーゼのために》の原典版を収録。ベートーヴェンの美しい小品を、名手ブレンデルが校訂。バガテル集Op.33、119、126、ロンド、幻想曲、ポロネーズ、エリーゼのために、6つのエコセーズ他。
ベートーヴェン 民謡による変奏曲集 作品105,107
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〔ウィーン原典版 17〕

●ベートーヴェン 民謡による変奏曲集 作品105,107
ヤレツキ 校訂
【判型・頁数】菊倍変・132頁
【ISBNコード】9784276400177

ピアノ独奏のための、またはフルートの助奏を伴った、珍しい作品。パート譜付。
ベートーヴェン ピアノのための変奏曲集 1
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〔ウィーン原典版 24〕

●ベートーヴェン ピアノのための変奏曲集 1
ラッツ 校訂/ザイドルホーファー 運指
【判型・頁数】菊倍変・172頁
【ISBNコード】9784276400245

最晩年の傑作《ディアベリ変奏曲》など、代表的な変奏曲を収録。詳細な注解は、演奏者必見。
ベートーヴェン ピアノのための変奏曲集 2
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〔ウィーン原典版 25〕

●ベートーヴェン ピアノのための変奏曲集 2
ホル 校訂/ザイドルホーファー 運指法
【判型・頁数】菊倍変・120頁
【ISBNコード】9784276400252

ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲WoO63ほか全10曲。 ◇2巻は手稿譜が失われた作品。1.2巻併せて、2手用のピアノ変奏曲の全曲を収録。
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集 1 校訂報告付き
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〔ウィーン原典版 107〕

●ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集 1 校訂報告付き
ハウシルト 校訂/ジェンナー、カン、オピッツ、ラインホルト、種田直之 運指法
【判型・頁数】菊倍変・272頁
【ISBNコード】9784276401075

改訂にともない詳細な校訂報告を加えた。諸資料をもとに説明を行った注目すべき版。
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集 2
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〔ウィーン原典版 108〕

●ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集 2
ハウシルト 校訂/ブロッホ、ギリロフ、ホカンソン、カン、ラタイナー、ルートヴィヒ、種田直之 運指法
【判型・頁数】菊倍変・240頁
【ISBNコード】9784276401082

ベートーヴェンの音楽様式の変遷を解説。名ピアニストたちによる運指も魅力。
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集 3
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〔ウィーン原典版 109〕

●ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集 3
ハウシルト 校訂/カン、種田直之、他 運指
【判型・頁数】菊倍変・208頁
【ISBNコード】9784276401099

ピアノの進化が著しい時代を生きたベートーヴェンの楽器の変遷を踏まえた校訂。

〔第九、合唱〕
ベートーヴェン 交響曲第9番 終楽章 シラーの頌歌“歓喜に寄せて”による合唱 [A4新版 原詩・発音カナ表記付]
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●ベートーヴェン 交響曲第9番 終楽章 シラーの頌歌“歓喜に寄せて”による合唱 [A4新版 原詩・発音カナ表記付]
曽我大介 監修・編
【判型・頁数】 A4・64頁
【ISBNコード】9784276542129

発音カナ付《第九》合唱スコア(オーケストラのピアノ・リダクション&原詩)。編集にあたっては、ウィーンに学び、国内外においてさまざまなオーケストラと共演を重ねる指揮者・曽我大介の《第九》経験に基づき、さまざまな実用的なアイディアが盛り込まれている。
ベートーヴェン 交響曲第九番 合唱終曲 普及版/歓喜の歌<原語カナ付>
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●ベートーヴェン 交響曲第九番 合唱終曲 普及版/歓喜の歌<原語カナ付>
シラー 原詩/堀内敬三 訳詞
【判型・頁数】4-6倍・64頁
【ISBNコード】9784276542112

〔原語カナ付〕「1万人の第九」時代にふさわしい新しいスタンダード版。原語歌詞の下にもっとも近い発音をカナで示す。練習番号付。堀内敬三の名訳が語り継がれるロングセラー。

〔その他〕
ベートーヴェン連弾パーティー
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●ベートーヴェン連弾パーティー
春畑セロリ 編
【判型・頁数】 菊倍判・88頁
【ISBNコード】9784276438729

ベートーヴェンの名曲を、作編曲家の春畑セロリがさまざまなアイディアで大胆にアレンジ。いろんなレベルの人と一緒に連弾ができるよう、工夫もされている。ピアノを弾く、聴く楽しみがさらに広がる楽譜。
ミニノート ミニチュア・スコア ベートーヴェン
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OGT-2109

●ミニノート ミニチュア・スコア ベートーヴェン
【判型・頁数】B6・48頁
【ISBNコード】9784276900028

音楽之友社のミニチュア・スコアシリーズより、ベートーヴェンの交響曲第9番(合唱付)の表紙をかたどったミニノートが登場。中は自由に使える無地。実際のミニチュア・スコアと同じ用紙を使用し、書き味も抜群。
ミニノート ミニチュア・スコア ベートーヴェン
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NEW! 2020年1月刊行

●ベートーヴェン フルートとピアノのための作品集
【判型・頁数】 菊倍判・80頁+24頁
【ISBNコード】 9784276921894

フルート奏者や愛好家にとって手薄になりがちな古典派から初期ロマン派にかけてのレパートリーを豊かにするベートーヴェン曲集。1790年作とされる《ソナタ 変ロ長調》、1792年の《デュオ》、1795-96年作の三重奏版から編曲された《セレナーデ ニ長調》(1803年)の初期3作品のほか、1817-18年の〈「夏の名残のバラ(庭の千草)」の主題による変奏曲〉を収録。古典派様式から出発した若き作曲家のリアリティに接することができる。 2本のフルートのための《デュオ》以外はすべてフルートとピアノのために書かれているが、本曲集での2楽器は明確な主従関係を結ばない。ときに主張し、ときに寄り添い、あるいは協働して、と音楽上の役割を柔軟に変化させながら作品に触れていくことで、室内楽に求められる音楽力が育まれることだろう。その下地となる「音楽の読みとり方」の重要な基本ポイントを、充実の解説がサポートする。

WEBマガジン「ONTOMO」

☆年間特集「コンプリート・ベートーヴェン」

2020年12月16日に訪れるベートーヴェンの250歳の誕生日を祝して、1年を通して、音楽の神様をご紹介。国内外のお祝いモードを共有しましょう!

★週刊「ベートーヴェンと〇〇」

ベートーヴェンイヤーがやってきた! 年間を通して楽聖をお祝いする「週刊 ベートーヴェンと〇〇」。さまざまなキーワードから、新しい作曲家像が浮かび上がってくるかも?

★日めくり「おやすみベートーヴェン」

ベートーヴェン研究の第一人者である平野昭さん監修のもと、1日1曲ベートーヴェン作品を作曲年順に紹介する日めくり企画!仕事終わりや寝る前のひと時に、楽聖ベートーヴェンの成長・進化を感じましょう。