舘野泉 左手のピアノ・シリーズ

舘野泉

舘野泉

  • 1936年 東京生まれ。
    1960年 東京藝術大学首席卒業。1964年よりヘルシンキ在住。1968年メシアン・コンクール第2位。世界各国で行った演奏会は3500回を超え、世界中の聴衆から熱い支持を得る。
    2002年 脳出血により右半身不随となるが、2004年「左手のピアニスト」として復帰。
    2002年 左手作品の充実を図るために「舘野泉左手の文庫(募金)」を設立。
    2010年 演奏生活50周年を迎える。
    2012年 ウィーン、ハンガリー、フランス、エストニア、ヘルシンキ、モンゴル、ベルリンで海外公演を行う。左手ピアノ音楽の集大成「舘野泉フェスティヴァル〜左手の音楽祭2012-2013」は、全16回公演で独奏曲から室内楽作品の数々を紹介し、最終回は自身に奉げられた3つのピアノ協奏曲をプログラムにして全国ツアーで完結。
    2014年 ベルリン・フィルハーモニー・カンマザールでのリサイタルは全聴衆総立ちのスタンディング・オーベーションで讃えられた。
       
    舘野泉オフィシャル・ホームページ http://www.izumi-tateno.com

最新刊

サムライ

スケッチ・オブ・ジャズ2 ピアノ(左手)とヴァイオリンのために谷川賢作 作曲

2009年、左手のピアニスト舘野泉とヴァイオリニストのヤンネ舘野からの委嘱により作曲。同タイトルの前作同様、本来「即興」であるジャズの世界を楽譜に「定着」させているため、「ジャズの素描」と名付けられている。ピアノとヴァイオリンの二人の奏者の掛け合いが実に鮮やかで、ジャズフレーズとリズムの醍醐味を味わえる魅力的な作品。以下の5曲から構成される。知的に静かに進行する〈アンリーズナブル・パッション〉、中華料理店の回転テーブル「レイジースーザン」に着想を得た〈レイジー・スーザンズ・ワルツ〉、小説『わたしを離さないで』に出てくるアルバム「夜に聴く歌」のイメージからうまれた〈ア・ソング・アフター・ダーク〉、ソロフレーズの下でリズムを刻み支えるギタリストに捧げる〈オールド・グランパズ・シンプル・ジョーク〉、〈エンドレス・エクスキューズ〉ではピアノのフレーズの執拗な反復に、蜘蛛の巣に捕らえられたかのようなヴァイオリンが重なる。


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