クラシックCDヒットチャート

18/12/10-18/12/16

バーンスタインがニューヨーク・フィルの音楽監督に就任した1年目のシーズンの一大イベントが1959年8月から約2カ月にわたるヨーロッパ演奏旅行でした。中でも11回にわたるソ連公演は、ソ連におけるアメリカのオーケストラによる初公演として、政治的にも大きな意味を持っていました。10月に帰国し、ワシントンでの凱旋公演、59/60年シーズンの開幕公演の後、このツアーの締めくくりとなったのが10月20日のボストン・シンフォニー・ホールでの公演で、当アルバムの2曲はその夜の公演の前に同ホールでセッション収録されました。いずれもヨーロッパ演奏旅行で繰り返し演奏された演目で、ショスタコーヴィチの交響曲第5番は、モスクワの公演で感激した作曲者がステージに上がって演奏を讃え、コープランドは、TV番組用の特別演奏会でも取り上げられました。いずれも指揮者とオーケストラが完全に一体化し、あらゆる表現が練り上げられた完璧な演奏で、数多い同梱日の特別な位置を占めています。ボストン・シンフォニー・ホールの暖かみのある木質の響きも、演奏の持つ熱い使命感を際立たせているかのようです。(@towerより)

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順位 タイトル アーティスト名 CD No.
1 ブラームス:交響曲第3、4番 P.ヤルヴィ/ドイツ・カンマーフィル SICC10269
2 マーラー:交響曲第6番《悲劇的》 クルレンツィス/ムジカエテルナ Sony Classical
3 モーツァルト:レクイエム クルレンツィス/ムジカエテルナ ALPHA377
4 ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》 小澤征爾/水戸室内管 他 UCCD1468
5 ベルリン・リサイタル ユジャ・ワン(p) DG Deutsche Grammophon
6NEW ショスタコーヴィチ:交響曲第5番(1959年録音)、コープランド:ビリー・ザ・キッド(2018年DSDリマスター) バーンスタイン/ニューヨーク・フィル SICC10268
7 ベートーヴェン:交響曲全集6 交響曲第9番《合唱付き》 朝比奈隆/新日本フィル FOCD9800
8 ヒラリー・ハーン・プレイズ・バッハ~無伴奏ヴァイオリンソナタ第1、2番、パルティータ第1番 ヒラリー・ハーン(vn) Decca
9 シベリウス:交響曲全集、管弦楽作品集 ベルグルンド/ヘルシンキ・フィル Warner Classics
10NEW ストラヴィンスキー:春の祭典(1958年録音)、ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵(2018年DSDリマスター) バーンスタイン/ニューヨーク・フィル SICC10267

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