• うまくなろう!テューバ

書籍 理論・専門書

Band Journal Book 10

うまくなろう!テューバ

佐藤潔

定価
1,870円 (本体1,700円+税)
判型・頁数
A5・96頁
発行年月
1999年12月
ISBNコード
9784276145405
商品コード
145400

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内容紹介

東京芸大を卒業、都響に所属するかたわらユーフォニアム・テューバ四重奏団“獅子座”などで活躍中の第一人者による入門書。楽器の持ち方や呼吸法からはじまって、いろいろなテクニックを身につける練習法まで、たくさんの図や楽譜を使ってわかりやすく解説する。

目次

はじめに

●音を出す前に注意したいこと
STEP1 根気よく基本を練習しよう
 “君は体が大きいからこれね!”の一言が初めての出会い
オーケストラからジャズ、ロックとさまざまなジャンルで演奏してます
STEP2 まず楽器のチェック
 いつも「音色」を考えて練習しよう/楽器の状態は大丈夫?/リムとシャンクを見てみよう!/構えてみると
STEP3 姿勢と呼吸のメカニズム
 背骨が垂直か曲がっているかが問題/リラックスした状態でよい姿勢を
STEP4 テューバの「呼吸」は肋骨に注目!
 積極的な呼吸のしかた――肋骨を広げる
STEP5 “ブレス”は基本中の基本!
 ジェイコブスから学んだ呼吸法/最初はゆっくりと耳を使って練習
STEP6 音の出る仕組み――唇の働き
 「唇」をよく観察してみよう!

●よい音を求めて
STEP7 マウスピースでの練習と「ロングトーン」
 マウスピースでの練習は10~20分で!/ロングトーンなくして上達の道はなし
STEP8 よい「音色」を作るための練習法
 まず「音色」のイメージを持とう!/音色にとって重要な「唇」「歯の間隔」「舌の位置」/「すぼめる」と「引っ張る」の割合を変えてみる
STEP9 音色を探す
 マウスピースの圧力を変えてみる
STEP10 隣り合った2つの音でのスラー
 「息の流れ」「唇の状態」「音色」に注意しよう
STEP11 「4つの音のスラー」から「リップスラー」へ
 「スラー」の練習をしっかりやろう!
STEP12 「タンギング」の基本
 何のために「タンギング」をするのか/悪いクセをつけないように、注意すること
STEP13 タンギングの練習
 いろいろな「タンギング」に挑戦しよう!
STEP14 「スケール」と「ロングトーン」を忘れずに
 「スケール」の仕組み/まず調号3つまでに挑戦しよう
STEP15 基礎練習はロングトーンで始めよう!
 「ロングトーン」と「スケール」/「スラー」と「スケール」
STEP16 リップスラーで唇の柔軟性をつけよう!
 リップスラー・パートⅡ/リップスラーの効用
STEP17 「マウスピース」だけで練習しよう!
 自分の出している音に気を使いなさい/息を吸う時は吸い込む感じを持て/楽器で吹く音符を、マウスピースで練習しよう

●音域を拡大しよう
STEP18 低音域の練習
 低音域はテューバの重要な音域/中音域の得意な音を下へ下げる/音が低くなるほど空気が必要
STEP19 高音域も低音域も同じ音色、イメージで大きくブレスを吸って、止めずに吐くこと/高い音も、低い音も「同じ高さの前」にある
STEP20 「ハイトーン」をうまく出すポイント
 ハイトーンへの取り組み/ハイトーンとブレス/ハイトーンと唇の振動
STEP21 高音域の練習
 高音域の練習の注意点/スラーの中の音色の変わり目に注意する/リップスラーはかんじゃダメ、歯の間隔を広く
STEP22 よい音の基本は「アー」サウンド
 大きな音を出すには/「口の中」や「歯の間隔」を狭くしない/静かなソフトな音を出すには/楽器の演奏は「ブレス」をどう使うか
STEP23 アーティキュレーションの練習
 「アーティキュレーション」はその区別をはっきり身につける/いろいろな「アーティキュレーション」で練習する/仕上げはこの練習を「全調」でやる
STEP24 「いい音」を出すには“イメージ”が大切!
 僕とテューバとの出会い、そこには「響き」の感動があった
 僕の「お奨めプレイヤー」と「CD」

あとがき

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