1883年、ブラームスが50歳の時の作品。
初演は1883年12月2日、ウィーンにてハンス・リヒター指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏で行われた。
ブラームスの４つの交響曲のなかでは、演奏時間が一番短く、自身「小交響曲（Symphoniechen）」と呼んだこともある。
のびやかに歌われる旋律と、明快な構成が魅力の作品を、西原稔が解説する。